奈良国立博物館で 東大寺・お水取りの特別展が開催へ
奈良県議会議員・永田ゆづる(34歳)|奈良市・山辺郡選出|です。
今回は、東大寺の伝統行事「お水取り」に関連する特別展についてご紹介します。
「お水取り」とは、東大寺二月堂の伝統行事「修二会」の中で行われる儀式の一つで、毎年3月12日に行われます。この儀式は、春の訪れを告げるとともに、災いを除き、健康と幸せをもたらすとされています。
そして、この度、奈良国立博物館で、「お水取り」に関連する絵画や行事で使われる道具などを展示する特別展が開催されます。国の重要文化財19件を含む65件が展示され、その中には、修二会の本尊である十一面観音が雲に乗って二月堂の上空に現れる様子が描かれた室町時代の掛け軸「二月堂曼荼羅」や、練行衆が身につける帽子やはかまなどの装束の実物も展示されます。
また、今回は初めての試みとして、東大寺の僧侶の監修で人形に装束を着けて行事の最中の動きを再現した展示もあります。これにより、実際の儀式の様子を立体的に体験することができます。
北澤菜月情報サービス室長は、「今回は立体的な展示物もあり、お水取り全体の儀礼の内容や意味を詳しく知ることができる内容なので、お水取りを見に行かれる前後にぜひ見に来てほしい」と話しています。
この特別展は、2月10日から3月17日まで開催されます。
奈良の伝統文化を学ぶ良い機会です。ぜひ、お出かけください!
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