奈良市 防災対策/南海トラフ・永田ゆづるのブログ 元NHK報道記者 33歳
元NHK報道記者の 永田ゆづる(33歳)です。〜しがらみ、ゼロ。新しい風を、県政に〜
政府の地震調査委員会が、南海トラフで今後20年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率を「60%程度」に引き上げました(前年は50〜60%)。南海トラフの巨大地震の発生確率は30年以内で「70~80%」ということです。(読売新聞ニュースより抜粋)
地震発生時の避難のあり方や日常の心がけについて繰り返し確認・検討し続けることはもちろん重要ですが、奈良市に目を移すと、大阪府に通勤客が多いことを考慮していく必要があります。日中から夕方に地震が発生した際に、多くの帰宅困難者が発生します。この際、大阪・京都府などと広域で連携を進めるのはもちろんのこと、奈良県内の各自治体との間でどう対応するのか決めておく必要があります。例えば、奈良県民を多く受け入れる一時的な避難所を大阪府内に設置し、そこに奈良県の情報員を派遣。奈良県は情報を収集するとともに、それを各自治体に共有する。道路の仮復旧などとともに複数のバスを大阪府内の避難所に走らせて(バスも通らない場合はしばらく滞在してもらう)奈良県内の各自治体の公共施設と往復します。足りなければ入浴環境のあるゴルフ場などの民間施設に移送できれば理想です。各家庭はその拠点にマイカーでお迎えします。
南海トラフの巨大地震は前の前に迫るリスクです。30年以内に7〜8割の可能性で発生するからこそ、将来を見通した対策と不断の検討が必要です。
私は、「奈良をもっと選ばれる街へ」するため全力でこの課題に取り組みます。
永田ゆづるのTwitter https://twitter.com/yuzuru_n_nara