奈良市など県内でインフルエンザの流行
奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。
朝晩の冷え込みが増し、季節の移ろいを感じるようになりました。こうした気温差の激しい時期に心配されるのが、インフルエンザの流行です。奈良県内では今、感染が急速に広がりつつあります。
県のまとめによると、10月26日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は179人。前の週の81人から2倍以上に増加しました。特に目立つのが、子どもたちへの感染拡大です。9歳以下の患者が101人と全体の半数を超え、10代も53人にのぼっています。幼稚園や小中学校では、すでに9か所で学級閉鎖が報告されています。
最近になって学校で欠席が相次いでいるという話を耳にします。小さな子どもは症状が急に悪化しやすく、また家庭や地域に感染を広げてしまうことも少なくありません。手洗い、うがい、マスクの着用、室内の換気といった基本的な対策を、改めて徹底することが大切です。
実は、私自身も10月中旬にインフルエンザの予防接種を受けました。特に人と接する機会が多い仕事をしている方や、高齢のご家族と同居されている方は、ぜひ早めの接種を検討していただきたいと思います。
さらに、県内では「RSウイルス感染症」も依然として流行しています。乳幼児が感染すると肺炎などを引き起こす恐れがあり、こちらも注意が必要です。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。十分な睡眠と栄養、そして人混みを避ける工夫が、何よりの予防になります。奈良の冬を元気に迎えるために、県民一人ひとりが意識して感染を広げない行動をとっていきましょう。
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