奈良市・奈良国立博物館で文化財の展示会

奈良県議会議員・永田ゆづる(35歳)|奈良市・山辺郡選出|です。

奈良国立博物館では、修理を終えた文化財を通じてその価値や修復の重要性を伝える展示会を開催しています。この展示は、文化財を未来へ守り伝える意義を知ってもらうことを目的としており、毎年この時期に行われています。

今年は、博物館が所蔵する国の重要文化財4件を含む11件が展示され、修復作業の様子を伝えるパネルも併せて紹介されています。中でも注目されるのは、鎌倉時代の絵画「十二天像」です。この作品は方角の守り神を描いたもので、絹の生地が傷み、はがれも見られたため、表具を解体するなど4年かけて修復されました。

また、「不動明王および二童子立像」も見どころです。この木像は吉野山にあったもので、不動明王の両脇に立つ童子の像と共に展示されています。修復では、不動明王の肩や台座の虫食いの穴を樹脂で埋め、彩色部分が剥がれないよう細心の注意を払って手当てが行われました。

この展示会は、2025年1月13日まで奈良国立博物館で開催中です。ぜひご来場いただき、修復の成果と文化財の魅力をご覧ください。

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