奈良市・奈良国立博物館で特別展開かれる

奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。

4月19日より奈良国立博物館で、特別展「超 国宝」展が開幕しました。この展覧会では、奈良をはじめ全国の社寺から集められた国宝112件を含む約140件もの文化財が一堂に会する、まさに“超”がふさわしい大規模な展示となっています。

初日を前に行われた法要では、斑鳩町・法隆寺に伝わる国宝「観音菩薩立像(百済観音)」を前に、東大寺や薬師寺など県内各寺の僧侶が展覧会の成功を祈願。厳かな空気の中で、奈良が誇る仏教美術の歴史と重みをあらためて感じる時間となりました。

展示の目玉のひとつである薬師寺の「吉祥天像」は、普段は正月三が日にしか公開されない非常に貴重な作品です。麻布に描かれた奈良時代の優美な姿は、国内外から訪れる方にとって大きな魅力になることでしょう。

また、天理市の石上神宮が所蔵する「七支刀」は、古墳時代の鉄製刀で、左右に六本の枝刃がついた独特の姿が、古代日本と朝鮮半島の交流を伝えています。こうした貴重な文化財が間近で見られる機会は、奈良ならではの強みです。

展覧会は6月15日までの開催で、一部展示替えも予定されています。ぜひ複数回足を運んでいただき、何度でも新しい発見に出会ってほしいと思います。

今回の特別展は、文化を深く味わうだけでなく、観光・飲食・宿泊など多方面への経済波及効果も期待されます。文化の力で地域経済を活性化させる――奈良が持つ「本物」の価値を、改めて多くの方に体感していただける絶好の機会です。皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

永田ゆづるのホームページ    https://yuzurunagata.jp/

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