奈良市・奈良県立国際高校 国際バカロレアの正式認定

奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。

 奈良県立国際高校が「国際バカロレア」認定 奈良から世界へ羽ばたく教育の拠点に

奈良市にある奈良県立国際高校が、世界共通の教育プログラム「国際バカロレア」の正式な認定を受けたとの発表がありました。来年(令和8年)11月から、英語を中心とした専門コースを開設するとのこと。奈良県内では初、近畿の公立高校としても3校目という快挙です。

「国際バカロレア」は、文部科学省も導入を進める世界標準の教育課程で、修了すれば海外の大学入学資格を得られるというもの。単なる英語教育にとどまらず、論理的思考力や課題解決力、異文化理解を養うカリキュラムが特徴です。授業は英語で行われ、研究論文の作成やディスカッションを通じて、自ら考え発信できる力を育てます。

グローバル化が進む中で、世界で学び、働くことを目指す若者たちにとって、奈良で国際的な教育を受けられる環境が整うのは大きな意義があります。これまで県内の高校生がこの教育を受けようとすると、大阪や京都まで通う必要がありました。県立高校での開設は、地域の教育格差を埋め、奈良の若者たちに新しい選択肢を提供するものです。

一方で、こうした教育を支えるのは教員の努力と地域の理解です。国際高校では、教員の研修や教材整備など、長い準備期間を経て今回の認定に至ったと聞きます。奈良は古都としての歴史と伝統に加え、今、新しい時代に向けた教育の拠点としても歩みを進めています。グローバル人材の育成は、地域の発展にもつながる重要な柱です。奈良から世界へ、そして世界から奈良へ――。
国際高校の挑戦が、次世代の奈良を担う若者たちの大きな一歩となることを心から期待しています。

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