奈良県 インフルエンザやリンゴ病流行で感染対策を
奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。
「リンゴ病」とインフルエンザ 奈良県内で流行中―感染対策の徹底を!
奈良県内で「伝染性紅斑」、いわゆる“リンゴ病”が「警報」レベルの流行を続けています。さらに、インフルエンザも流行期に入りました。県では、手洗いやマスクの着用、咳エチケットの徹底など、基本的な感染対策を強く呼びかけています。
リンゴ病は、パルボウイルスB19というウイルスが原因で、主に子どもに多く見られる感染症です。最初はかぜのような症状が出て、その後ほおがリンゴのように赤くなるのが特徴です。多くの場合は軽症で自然に治りますが、過去に感染したことのない妊婦が感染すると、流産や死産、胎児への影響を及ぼすことがあるため、特に注意が必要です。
奈良県では、10月5日までの1週間に県内23の小児科から報告されたリンゴ病の患者数は34人。前週より減ったものの、依然として「警報」基準を超える流行が続いています。保育園や学校など集団生活の場では、早めの受診と家庭での健康観察が大切です。
一方、インフルエンザも同時に広がりつつあります。10月5日までの1週間で、県内41の医療機関から報告された患者数は51人。1医療機関あたり1.24人と、流行開始の目安である「1」を上回りました。すでに県内では幼稚園や小中高校など3か所で学級閉鎖が報告されています。
季節の変わり目で気温差も大きく、体調を崩しやすい時期です。こまめな手洗い・うがい、十分な睡眠、バランスの取れた食事で免疫力を保つことが大切です。外出時や人の多い場所ではマスクを活用し、咳や発熱などの症状がある場合は早めに医療機関に相談してください。
感染を広げないためには、一人ひとりの意識が何よりの予防です。大切な家族や仲間を守るためにも、日常の中でできる対策を今一度徹底していきましょう。
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