奈良県ヘリポート 非常用自家発電設備の不具合について 奈良県防災体制考える
奈良県議会議員・永田ゆづる(35歳)|奈良市・山辺郡選出|です。
おととい、奈良県議会の観光・地域交通特別委員会が開かれました。
この中で、私は奈良市菩提山町にある県ヘリポートについて質問しました。
というのも、遅くともことし1月からヘリポートの非常用自家発電設備に不具合があり、機体への給油ができない状態が続いていることが分かったからです。
この奈良県ヘリポートは、県内唯一の常設ヘリポートで、防災上、早急に整備すべきであったと意見しました。
不具合が続く奈良県ヘリポートの非常用自家発電設備の更新には、入札等を考慮してもあと一年はかかります。
空白期間はリースの代替機等が担う必要がありますが、リース機導入にも数ヶ月かかります。
加えて、不具合が発覚した1月からリース機の早期導入を正式検討すべきだったと意見しました。
そして、不具合が続く県ヘリポートの非常用発電設備は、耐用年数を10年ほど超過し、十分な保守点検が求められます。
設備不具合の発覚の端緒は、去年12月に高圧ケーブルが破損しヘリポートが停電したことが背景としてありますが、高圧ケーブルは耐用年数を超え、おととしから交換の必要性があると認識されていたものでした。
こうした保守点検等については、防災上も重要なことですので引き続き議会活動を通じて問題提起をしていきたいと思います。
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