奈良県内企業の女性管理職は微増
奈良県議会議員・永田ゆづる(35歳)|奈良市・山辺郡選出|です。
奈良県企業の女性管理職割合の上昇
奈良県内企業の女性管理職の割合は、平均で13.2%となり、前年より0.9ポイント上昇しました。調査対象は、奈良県に本社を持つ288社のうち、25.3%にあたる73社からの回答をもとにしたものです。
大企業と中小企業の比較
企業規模によって、女性管理職の割合には違いがあります。大企業では7.1%、中小企業では13.8%と、中小企業の方が女性管理職の割合が高い結果となっています。
政府目標との比較
政府は女性管理職の割合を30%以上とする目標を掲げていますが、この目標を達成している企業は全体の19.2%で、前年より4.2ポイント上昇しました。
課題:仕事と家庭の両立
女性管理職の割合を高める上での主な課題として、「家庭と仕事の両立が難しい」との回答が64.4%で最も多く挙げられています。また、「性別役割分担の意識の存在」が37%となっており、日本社会における根強い性別役割の影響が指摘されています。
今後の展望
帝国データバンク奈良支店は、女性管理職の割合が増加傾向にあることを評価しつつ、企業だけでなく国や自治体も、育児や仕事の負担を性別に依存しない環境づくりに取り組む必要性を強調しています。これにより、女性が安心して働き続けられる社会が実現されるとされています。
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