奈良県議会　委員会で物価高対策について質問

奈良県議会議員・永田ゆづる（３４歳）｜奈良市・山辺郡選出｜です。

きょう、奈良県議会の総務警察委員会が行われました。

３つのテーマについて質問しました。

このうち、１つ目としては県内の民間企業で働く人を対象にした「働く人応援クーポン」についてです。

現在、奈良県では、物価高対策として「働く人応援クーポン」を発行しています。この政策は、1万円分の電子クーポンをスマートフォンのアプリ『PayPay』で購入すると、1万5000円分の買い物ができるというものです。

クーポンは最大で15万人に発行可能なものであり、利用期間は来年2月29日までとなっています。既に応募が終わり、購入や利用が可能になっています。

一方で、クーポン利用者の年齢層は40代、50代が中心であり、20代や30代までの若い世代はその半分になっていてます。

物価高対策として政策が進められている以上、比較的所得が低いとされる若い世代にこそ政策が浸透することが重要で、かつ若い世代が高齢世代に比べて親しみやすい政策でもあることから、今後は若い世代にも訴求する広報活動が必要だと考えられます。

また、利用者がどのようにクーポンを利用したかのデータは、将来的な政策立案に役立てることができます。税金の使い道をよりピンポイントに、効果を際立たせるためにも、そして最小の経費で最大の効果をもたらす政策の実現につながるからです。

もっと言えば、地域振興にどのくらいつながったのかも含め、こうした政策の効果を検証していく必要があると感じています。やりっぱなしではいけないなとつくづく感じています。

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