奈良県議会 行政文書・公文書の適切な作成について 情報公開など 質問全文
奈良県議会議員・永田ゆづる(34歳)|奈良市・山辺郡選出|です。
9月26日、奈良県議会で初めての一般質問を行いました。
4つの項目に渡って質問しました。
奈良県議会のホームページに質問が公開されるのは時間がかかるため、それぞれ全文を掲載します。
次に、行政文書の適切な作成及び管理について、知事にお伺いします。
知事は就任後、情報公開の重要性について触れた上で、県政情報を原則公開することを表明されました。一方、情報公開される内容の正確性が担保されるためには行政文書が厳格に管理されなければなりません。透明で開かれた県政の実現には、県民が自由にかつ、正確な情報にアクセスできることが重要です。34秒
しかし、6月の県議会において、予算の執行査定にかかわる議事録が存在しないことが明らかになりました。判断の理由や経緯を検証できる可能性を著しく低下させる上、知事自ら議事録を作成しなくてよいと指示したことに私は大きな問題意識を抱いています。21秒/55秒
情報公開請求の時点では存在しなかった文書でも、合理性がある場合には、新たに文書を作成する自治体もあります。大阪市の「公文書作成指針」では、情報公開条例の趣旨を尊重し、「安易に不存在による非公開決定を行うのではなく、その時点で保有している資料・メモ・記憶等により可能な限り作成・復元し、情報提供を行うよう努めなければならない」としています。34秒/1分29秒
今回の予算の執行査定は、数多くのプロジェクトを見直すという県政の大きな転換点です。重要な意思決定
に関わる議事録を残さないという前例を、知事自ら作ってしまっていいのでしょうか。「県民に積極的に情報
を提供したい」という知事の思いに沿っていると言えるのでしょうか。22秒/1分51秒
以上を踏まえ、知事に伺います。
知事が実施した予算執行査定において議事録は作成されておりませんが、行政運営における透明性の観点から、今後は議事録を含む行政文書を適切に作成、管理することが重要と考えますが、知事の所見を聞かせてください。24秒/2分15秒
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