奈良県議会 6月議会 本会議質問へ

奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。

【奈良県議会6月定例会が開会 物価高騰への対策と、あすから始まる代表質問へ】

6月18日、奈良県議会の6月定例会が開会しました。今定例会では、県民生活に直結する物価高騰対策や、地域経済を支える中小企業への支援など、非常に重要な議案が複数提出されています。私自身も、地元の声をしっかりと届けるべく委員会などで発言してまいります。

まず注目すべきは、2億2060万円の補正予算案です。今回の補正には、特に生活者への影響が大きいLPガス利用家庭への支援が盛り込まれています。奈良県内でLPガスを利用するおよそ17万世帯に対し、1億4960万円の助成金を投入するもので、これは今夏から国の補助対象外となるLPガス利用者を県独自に支える重要な対策です。

さらに、中小企業への支援として、高圧の電力を使う事業者向けに7100万円の助成も計上されています。電気料金の高止まりが経営に打撃を与えている現状に対応するものです。これらの施策には、国から配分された「重点支援地方交付金」が活用され、県の財政負担を抑えながらもきめ細やかな支援が可能となっています。

また、今回の定例会では、奈良県立医科大学の入学金・授業料について最大2割の引き上げを可能にする条例改正案も提出されました。物価高騰が教育機関の経営にも波及している中で、安定した運営と教育の質を両立させるにはどうすべきか、丁寧な議論が求められます。

こうした多岐にわたる重要な議題について、あす(6月23日)からは代表質問、続いて一般質問が行われます。会派を代表する質問では、物価高だけでなく、子育て支援、観光施策、防災・減災、医療・福祉、農林業の振興など、県政のあらゆる分野にわたって知事や執行部の考えが問われます。

私も、地域の課題を委員会の場などでしっかりと届け、政策の具体化につなげるべく、準備を進めています。奈良県議会6月定例会は7月2日までの15日間の日程で開かれます。議論の様子はインターネット中継でもご覧いただけますので、ぜひ一人でも多くの方にご注目いただき、県政への関心を高めていただければと思います。

今後も、現場の声を政策に反映させるために、全力で取り組んでまいります。皆さまからのご意見・ご要望もお寄せください。


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