奈良県議会議員 永田ゆづるのブログ 奈良県の推計人口について

奈良県議会議員・永田ゆづる(35歳)|奈良市・山辺郡選出|です。

ことし5月1日時点での奈良県の推計人口が発表されました。

リンク→https://nsa.pref.nara.jp/hodo/content?id=a1DJ30000008P9zMAE

**人口の状況**
- **総人口**: 1,288,975人(2023年5月1日現在)
 

- **4月中の増減**
 - **自然増減**: 885人減少(出生より死亡が多い)
 - **社会増減**: 1,261人増加(転入者が転出者を上回る)

**世帯の状況**
- **総世帯数**: 556,866世帯
- **4月中の増減**: 2,023世帯増加
- **1世帯あたりの平均人数**: 2.31人

**市町村の人口変動**
- **増加**: 12市町村
- **減少**: 27市町村

 背景と課題

**自然減**
奈良県では、高齢化が進み、死亡者数が出生者数を上回る状況が続いています。このため、自然増減で人口が減少しています。若い世代の人口減少が進むと、将来的な労働力不足や地域社会の活力低下が懸念されます。

**社会増**
社会増減では、他の地域から奈良県への転入者が増えています。このことは、奈良県が他の地域に比べて住みやすいと評価されている一方で、持続的な人口増加には結びついていません。
奈良県内でも人口の増減に差があります。12の市町村では人口が増加している一方、27の市町村では減少しています。特に過疎化が進む地域では、インフラや公共サービスの維持が難しくなるなどの課題があります。

**世帯数の増加**
総世帯数は増加しているものの、1世帯あたりの人数は減少傾向にあります。これは核家族化や単身世帯の増加を反映しています。地域社会のつながりが希薄になる可能性があり、高齢者の孤立なども懸念されます。

課題と対策

奈良県は、人口減少と高齢化という大きな課題に直面しています。これに対して、以下の対策が必要です。

1. **若者の定住促進**: 就業機会の創出や住環境の整備を進め、若者が住み続けたいと思う地域づくりを進めます。
2. **子育て支援**: 出産・育児支援を充実させ、若い世代の定住を促します。
3. **地域活性化**: 過疎地域におけるインフラ整備や地域振興策を強化し、地域の活性化を図ります。

これらの取り組みを通じて、奈良県の持続可能な発展を目指します。

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