奈良県議会2月議会 予算修正案を可決
奈良県議会議員・永田ゆづる(35歳)|奈良市・山辺郡選出|です。
2月下旬より3月25日までの間、奈良県議会の2月議会が開催されていました。この中で、私は奈良県議会の予算委員会に所属して1週間ほどにわたって部局ごとの審査質疑や山下知事への総括質疑を行いました。
私からは整備が表明されている橿原市の中核的防災拠点について、予定地に液状化リスクがあるもののなぜ知事が防災部局と検討しないまま政策決定したのかや、航空法等の観点から災害時の活用にはハードルが高いことを指摘しました。議論は午後1時より始まり午後11時半までとなる長時間にわたりました。そして議論の結果、予算委員会で予算の原案を否決した上で、修正案を提出することを会派として表明していました。
こうした委員会を通じて感じたのは、知事が表明した奈良県の防災体制について、多くの検討課題があるのに、橿原の“中核的拠点”を中心に体制を組み立てていくという答弁があることへの疑問です。そもそも防災の政策目標をしっかり置いた上で、それを達成するために防災施設をどうするか検討すべきです。
本会議においてもこうした考えのもと、修正の予算案について賛成し、多数で可決されました。
今後も良いところは進め、見直すべきところは見直すという是々非々の姿勢で議会に臨んでいきたいと思います。
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