職場での熱中症対策を義務づけ

奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。

6月から、厚生労働省は企業に対し、職場での熱中症対策を義務づけました。これを受け、従業員が熱中症の危険度を把握できる腕時計型のデバイスを装着して作業を進めている会社もあります。このデバイスは、熱中症リスクが高まると音や振動で警告を発し、従業員の安全を確保します。

近年、地球温暖化の影響で夏季の気温が上昇し、熱中症のリスクが高まっています。特に建設業や農業などの屋外作業では、従業員の健康管理が重要な課題となっています。厚生労働省は、職場における熱中症予防のためのガイドラインを策定し、WBGT(湿球黒球温度)指数の測定や、作業環境の改善、適切な休憩・水分補給の確保などを企業に求めています。

奈良県議会としても、働き方環境の改善に取り組む必要があります。特に中小企業や個人事業主に対しては、熱中症対策のための支援策を検討すべきです。例えば、熱中症予防のための機器導入やマニュアル作成に対する補助金の提供、研修会の開催などが考えられます。また、熱中症対策を含む労働安全衛生の啓発活動を強化し、従業員の健康と安全を守る体制を整えることが求められます。

今後も、奈良県内の企業が安心して働ける環境を整備するため、県議会として積極的に取り組んでまいります。
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