関西広域連合に全面加入へ　奈良県議会１２月議会

奈良県議会議員・永田ゆづる（３４歳）｜奈良市・山辺郡選出｜です。

昨日、奈良県議会の１２月議会が閉会しました。

今回の議会の大きなテーマとしては、関西広域連合への全面加入をするべきかどうかでした。

関西広域連合は関西全体の活性化を目指して２０１０年に発足されたもので、防災や環境保全など７つの分野で協力できる環境があります。現在では、７府県や４つの政令市が参加しています。

奈良県はこれまで、防災と観光の２分野のみの部分参加をしていました。全面加入によって、費用負担が増加することのほかには、資格取得のための試験を広域で行うことで新規資格取得者が奈良県外に流出してしまうという懸念があります。

一方で、産業の活性化等につながる機会が増加するメリットもあります。メリットやデメリットなど総合的に考えるとともに、会派の中でも議論を行い、私は昨日の県議会本会議では起立をして全面加入に賛成しました。

早ければ来年４月から正式に全面参加となります。

今後は全面加入のメリットを伸ばすことができるよう、提案を重ねていきたいと思います。

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