奈良市の大和文華館で「琳派展」開催
奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。
奈良・大和文華館で「琳派展」開催 伝統と革新が息づく美の世界
奈良市の大和文華館で、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した美術流派「琳派」の作品を集めた展覧会が開催されています。琳派は本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山らに代表される日本美術の大きな潮流で、力強さと華麗さ、そして大胆なデザイン性で知られています。今回の展覧会では、その魅力を示すおよそ60点の作品が公開され、来場者を時代を超えた美の世界へと誘います。
展示品の中でも注目を集めるのが、「沃懸地青貝金貝蒔絵群鹿文笛筒(いかけじ あおがい かながい まきえ ぐんろくもん ふえづつ)」。琳派の創始者のひとりとされる本阿弥光悦の作と伝えられる作品で、金粉を敷き詰めた下地に青貝や鉛を用い、群れ遊ぶ鹿が筒をめぐるように描かれています。自然の息吹を写し取ったかのような生き生きとした表現は、光悦の美意識の高さを今に伝えます。
さらに、尾形光琳による「富嶽図扇面」も見逃せません。扇面いっぱいに描かれた富士山と松林は、山裾にかけて緩やかに描かれた稜線によって、雄大な景観が巧みに表現されています。光琳ならではの洗練された構図力と装飾性の高さが光る一作です。
琳派は単なる流派にとどまらず、近代以降の日本美術や工芸、さらには現代デザインにも大きな影響を与え続けてきました。
奈良の地でこうした貴重な名品を一堂に鑑賞できる機会は大変貴重です。展覧会は今月28日まで開催されています。秋の奈良散策とあわせ、琳派が誇る日本美の真髄に触れてみてはいかがでしょうか。
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