奈良市観光 大阪・関西万博で滞在時間戻す必要性訴え 永田ゆづる・奈良県議

奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。

9月26日 経済労働委員会における質問4

修学旅行と大阪・関西万博――“今年の離反”を来年必ず取り戻す

奈良県議会経済労働委員会で4つ目に私が取り上げたのは、大阪・関西万博(2025年4月開幕)が修学旅行に与える影響についてです。関西全体の観光需要が高まる中、奈良にも一定のプラス効果がある一方で、大きな懸念が生まれています。それは、修学旅行の奈良滞在時間が圧縮されている可能性があるということです。

修学旅行の変化

これまで奈良の修学旅行は、奈良公園や東大寺だけでなく、西ノ京エリアまでじっくり巡る行程が多く組まれていました。ところが、万博開催を理由にスケジュールが組み替えられ、奈良公園は訪れるが西ノ京は外される、そんなケースが増えているという声があります。修学旅行は地域経済に直結する観光需要の柱であり、この動きが固定化すると、奈良観光全体の基盤が揺らぐ恐れがあります。

私は質問でこう指摘しました。

* 万博開催で奈良滞在時間が削られる実態を、県はどのように把握しているのか。
* 来年度以降、奈良を再び選んでもらうために、旅行会社や学校への働きかけをどのように行うのか。

県の答弁

観光戦略課からは、まだ万博開催中であるため具体的な調査は行っていないとの回答がありました。ただし、旅行会社からは「奈良を素通りして万博に直行する学校がある」との声を聞いているとのこと。また、来年度以降については、学校のニーズを把握し、学習メニューを充実させることで、奈良の魅力をPRしていきたいという答弁でした。

私の主張――短期策と長期策の両立を

私はこの答弁を受け、次のように強調しました。

* 中長期的に奈良観光の魅力を高める取り組みは重要だが、今年離れてしまった学校を来年すぐに呼び戻す短期的な施策こそが決定的に重要だ。

結びに

修学旅行は、子どもたちに奈良の文化や歴史を肌で感じてもらうだけでなく、将来のリピーターを生む貴重な機会です。今年の“離反”を放置せず、来年度には必ず回復させる――その姿勢を県が強く示すことを求めました。

奈良の魅力は一度触れれば必ず伝わる。その価値を、今こそ教育旅行市場に改めて発信する時です。

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