奈良県 子どもたち「手足口病」の警報発令

奈良県議会議員・永田ゆづる(35歳)|奈良市・山辺郡選出|です。

最近、子どもたちの間で「手足口病」という感染症が増えています。このため、奈良県は5年ぶりに手足口病の警報を発令し、手洗いなどの予防策を徹底するよう呼びかけています。親御さんや保護者の皆さんに、手足口病について知っていただき、適切な対策を取っていただくために、以下の情報をお伝えします。

手足口病とは?
- **症状**:手足口病は、手や足、口の中に発疹ができるウイルス性の感染症です。特に幼い子どもに多く見られます。
- **流行時期**:夏場に流行しやすいです。
- **経過**:ほとんどの場合、数日で自然に治りますが、まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。

**最近の状況**
- **患者数の増加**:5月20日から26日の1週間で、県内34の医療機関から報告された患者数は207人でした。これは1医療機関あたり6.09人となり、警報発令基準の1医療機関あたり5人を超えたため、5月30日に警報が発令されました。

手足口病の警報が出されたのは、令和元年6月以来、5年ぶりです。

**感染経路と予防策**
- **感染経路**:手足口病は飛沫感染や接触感染によって広がります。
- **予防策**:以下の対策を徹底してください。
 - **手洗いの徹底**:こまめに手を洗いましょう。特に、外出後やトイレの後、食事の前には必ず手を洗う習慣をつけましょう。
 - **タオルの共用を避ける**:家族全員が個別のタオルを使用し、共用しないようにしましょう。
 - **おもちゃの消毒**:子どもが触れるおもちゃや家具は定期的に消毒しましょう。

**重い症状が出た場合の対応**
- **症状に注意**:高熱やひどい頭痛、嘔吐など、いつもと違う症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
- **早期対応**:重い症状はまれですが、早期発見と対応が重要です。

**まとめ**
手足口病は主に幼い子どもたちに多く見られる感染症で、通常は数日で治りますが、まれに重い症状を引き起こすことがあります。現在、患者数が増加しているため、県は手洗いの徹底などの予防策を呼びかけています。親御さんや保護者の皆さんは、手足口病について正しく理解し、感染拡大を防ぐために日常の予防対策をしっかりと行ってください。

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