奈良県奈良市などに台風接近　３０日午後６時状況

奈良県議会議員の永田ゆづる（35歳）です。

台風10号の危険性と注意点についてまとめました。今夜からあす午前にかけては特に注意が必要です。

台風10号の北上に伴い、奈良県では大気の状態が不安定になっています。特に30日夜から31日午前中にかけて、線状降水帯が発生し、大雨による災害の危険度が急激に高まる可能性があります。  
奈良県内では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意する必要があります。また、強風や竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要です。

**台風の現在の状況**

30日午後6時時点で、台風10号は愛媛県今治市付近を1時間におよそ15キロの速さで東北東へ進んでいます。台風の北上に伴い、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。  
奈良県内では、26日午前9時から30日午後7時までの間に、下北山村で357ミリ、十津川村葛川で260.5ミリ、上北山村で226ミリの降雨が観測されています。

**今後の降雨予想**

奈良県では31日にかけて、南部で1時間に50ミリ、北部で40ミリの雷を伴う激しい雨が予想されています。さらに、8月31日夕方までの24時間で南部は250ミリ、北部は120ミリ、9月1日夕方までの24時間で南部は200ミリ、北部は100ミリの降雨が予想されています。  
9月2日夕方までの24時間には、北部・南部ともに60ミリの降雨が予想されており、引き続き警戒が必要です。

**避難所の開設状況**

奈良県内の自治体では、台風の接近や大雨に備えて避難所を開設しています。30日午後7時時点で、奈良県内では7つの自治体で合計25か所の避難所が開設されています。  
具体的には、大和郡山市で9か所、天理市で1か所、五條市で1か所、高取町で6か所、河合町で1か所、十津川村で2か所、上北山村で5か所です。これらの避難所には自主的に避難している人もおり、大和郡山市で1世帯1人、五條市で1世帯3人、河合町で2世帯2人、十津川村で5世帯6人が避難しています。

**災害情報の確認方法**

NHK奈良放送局のホームページでは、避難所の開設状況や「避難指示」などの避難に関する情報を随時更新しています。これらの情報は、テレビのデータ放送や無料でダウンロードできる「NHKニュース・防災アプリ」でも確認可能です。災害時にはこれらの情報源を活用し、適切な避難行動を取るよう心がけてください。

**気象台からの呼びかけ**

気象台によると、30日夜から31日午前中にかけて線状降水帯が発生し、局地的にさらに雨量が増える可能性があります。これにより、大雨による災害発生の危険度が急激に高まることが予想されます。今後の気象情報に注意し、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに、強風や竜巻などの激しい突風や落雷に対しても警戒を強めるよう呼びかけています。

**まとめ**

台風10号の影響で奈良県内では大雨や強風の被害が予想されます。最新の気象情報に注意し、必要に応じて早めの避難を心がけることが重要です。避難所の場所や開設状況については、各自治体の公式発表を確認し、安全を確保してください。