奈良市・西大寺で大茶盛が開催 献茶式に参加

奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。

1月16日は、西大寺の大茶盛を前に、近くの八幡神社で行われた恒例の献茶式に参加しました。西大寺に住む住民の1人として、この時期ならではの静かな緊張感と、春を迎える前の凛とした空気に、背筋が伸びる思いがしました。

西大寺の大茶盛は、鎌倉時代の高僧・叡尊が、当時たいへん貴重であったお茶を、身分の分け隔てなく多くの人にふるまったことを起源とする行事です。その精神は約800年を経た今も脈々と受け継がれ、毎年この地で大切に守られています。

現在行われている大茶盛式では、頭がすっぽり入るほどの巨大な茶碗を、参加者同士が支え合いながら回し飲みします。今年も事前に申し込まれたおよそ50人が大広間に集い、僧侶が大きな茶せんで丁寧に抹茶を点てていたそうです。直径約40センチ、重さ5キロにもなる茶碗は、一人では持ち上げるのが難しく、自然と声を掛け合い、助け合う光景が生まれます。

そこには、叡尊が目指した「ともに分かち合う」心が、形を変えながら今も息づいているのではないかと思っています。和やかな雰囲気の中でお茶を味わいながら、参加者それぞれが一年の健康や平穏を願う――そんな時間が、地域の絆を静かに、しかし確かに深めてくれます。

歴史ある西大寺の行事を、日々の暮らしのすぐそばで感じることができました。これからも、こうした伝統を次の世代へと丁寧につないでいけるよう、地域とともに歩んでいきたいと思います。
 

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