奈良県歯科医師会が巡回診療車を導入

奈良県議会議員・永田ゆづる(37歳)|奈良市・山添村選出(自民党)|です。

奈良県内で進む医療の地域格差、とりわけ南部や東部などの過疎地域における歯科医師不足は、今後さらに深刻化することが懸念されています。高齢化が進む中で、通院そのものが難しい方も増えており、「必要な医療が届かない」という課題にどう向き合うかは、県政としても重要なテーマです。

そうした中、奈良県歯科医師会が新たに巡回診療車を導入し、奈良市で納車式が行われたことは、大変心強い前向きな一歩だと感じています。この車両には診療台をはじめ、発電設備や給排水機能が備わっており、水や電気の確保が難しい災害時でも対応できる「動く診療室」となっています。

さらに、持ち運び可能なレントゲン装置や各種治療機器も搭載されており、自宅や高齢者施設などを訪問しての診療にも活用できるとのことです。これまでの巡回診療は機材の制約もありましたが、今回の導入により、より質の高い歯科医療を現場に届けることが可能になります。県内で本格的な巡回診療車が導入されるのは初めてであり、その意義は非常に大きいといえます。

また、災害時における口腔ケアの重要性は、これまでの震災でも指摘されてきました。避難生活の中で口の健康が損なわれると、誤嚥性肺炎など命に関わるリスクにもつながります。平時だけでなく非常時にも対応できる体制を整えることは、県民の命と健康を守るうえで欠かせません。

今回の取り組みは、地域医療と防災の両面から課題に応えるものであり、現場の知恵と努力が形になった好事例だと感じています。こうした動きをしっかりと後押ししながら、誰もが安心して医療を受けられる奈良の実現に向けて、引き続き取り組んでまいります。
 

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