奈良市佐保川の桜の木にも被害

奈良県議会議員・永田ゆづる(36歳)|奈良市・山添村選出|です。

佐保川の桜を守るために ― クビアカツヤカミキリ被害への対応を急ぎます

奈良市の春を象徴する風景といえば、佐保川沿いに咲き誇る桜並木です。奈良市民にとってはもちろん、観光で訪れる多くの方々にとっても、佐保川の桜は「奈良の春」の代名詞と言える存在です。しかし残念ながら、この大切な桜がいま深刻な危機に直面しています。

けさ、地域の皆さまとともに現地を確認したところ、佐保川沿いで5本程の桜の木に「クビアカツヤカミキリ」による侵食の疑いが見つかりました。クビアカツヤカミキリは外来種の昆虫で、桜やウメ、モモなどの木に寄生し、幹の中を食い荒らすことで木を枯死させてしまいます。これまでは大和高田市の「高田千本桜」など県西部で被害が広がっていましたが、ついに奈良市の象徴である佐保川にもその脅威が及んできたのです。

佐保川の桜の木

被害のある木の根元を見ますと、茶色い木くずと虫の排泄物が混じったものが積もっていました。これは典型的な侵食のサインです。放置すれば幹内部が空洞化し、倒木の危険性が高まります。実際、奈良県内でもこれまでに安全確保のため伐採を余儀なくされた桜が少なくなく、景観や観光資源としても大きな損失となっています。

佐保川の桜並木は、地元の皆さまが長年守り育ててきた地域の誇りであり、春には多くの人々が集う観光の目玉でもあります。この並木が次々と失われてしまえば、奈良の文化的価値や観光の魅力にも大きな影響を与えかねません。

私は奈良県議会議員として、この事態を極めて深刻に受け止めています。防除や早期発見の体制を強化し、国や県、市と連携して実効性ある対策を講じなければなりません。具体的には、被害木の伐採・処理の徹底、地域の皆さまへの情報提供や啓発活動の拡充、そして今後の植え替えや桜並木の保全計画を見据えた取り組みが急務です。

佐保川の桜は、私たちにとってただの木ではなく、世代を超えて受け継がれてきた心の風景です。この宝を未来に残すため、全力で対応を急いでまいります。

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